集客用インスタグラムの「フォロワー数」が伸びず悩んでいる現場担当者の方へ

今日の3分でわかるWEBマーケティングは、フォロワー数がなかなか増えずに悩んでいる「集客」や「採用」目的で運用しているインスタ運営者の方、また、インスタ運営者を評価している上司の方にお届けします。

フォロワーを増やしたいと思う前に

まず、あなたはどのようなアカウントをフォローしますか?

フォローするという事は、今後も継続してそのアカウントの投稿を一般的な投稿よりも優先的に見たい、と思った“特別”なアカウントですよね。
※フォロー返し等の付き合いフォローは考慮しておりません。

この時点で、あなたのお店の普段の日常生活の投稿では、よっぽどのあなたのファン以外はフォローしてくれないと思います。

フォロワーは多いに越したことはありませんが、集客のために運用するインスタに、フォロワー数というのは本当に必要なのか?多くないとダメなのか?
この辺りを紐といて行こうと思います。

フォローされやすいアカウントの共通点

フォローされやすいアカウントを考えてみるとこのようは共通点が浮かんできます。

❶有名人

私生活やカバンの中まで知りたいというファンがたくさんいるので、あまり努力しなくてもある程度のフォロワー数を獲得できます。

❷お役立ち情報

どのようなジャンルであれ、あなたにとっては普通の情報が、他人にとっては役に立つ事はたくさんあります。それを簡潔に投稿していけば、この人の情報はためになるな、と思ってもらえてフォローされます。この際、ジャンルを絞るほど、フォロワー数は増える傾向にあります。

❸綺麗な写真

そもそも見るだけで心地よい。インスタグラムにこれを求めている人もいる事でしょう。どうせ投稿するならできるだけ構図を考えた綺麗な写真を投稿するようにしてみましょう。

これらが代表的なフォロワーの多いアカウントだとしたら、誰でもマネできるのは❷、❸だと思います。

例えば、❷を気にした投稿であれば、肌ケア商品を販売しているなら、商品写真ではなく、“日常できる肌ケアの仕方”。

アウトドア用品を販売しているなら、道具の使い方や、キャンプシーンでの便利な利用方法等になるかと思います

そのお役立ち情報を、ちゃんと構図を考えられた素敵な写真でPRできていれば、フォロワーは自然と増えて行くかと思います。

そもそもフォロワーは沢山必要なのか?

企業や店舗の広報活動としてSNSマーケティングを始めると、どうしてもフォロワー数に目が向いてしまいます。現場担当者も、それを評価する上司も同じく。

まず、運営直後にフォロワー数が獲得できるのは上記の❶のパターン位かと思いますので、フォロワー数を評価基準にすると、現場はテンションが上がりません。

伝えたい情報はなにか?ブランディングの為には?を意識する

インスタアカウントを運営し始めて、初めの1年は、

「ハッシュタグ検索されたときにいかに提供したい情報が詰め込まれているか」
「企業や店舗のブランディングができる写真が詰め込まれているか」

を意識するべきです。
フォローは、あくまでも閲覧者側が行うもので、長い期間コツコツとアカウントを運営し続けた結果、自然と増えて行くものですので、コントロールできません。

しかし、検索された時のプロフィール画面、過去投稿の積み上げは、コントロールできますよね(これは運営側の努力だけで実現できます。)

ですので、1年後のフォロワー数を目標値にするより、1年後にアカウントを検索で見つけた人に、ちゃんと企業情報、店舗イメージが届けられるアカウントに育てておく事を目標にするとよいでしょう。

でも、「数値的な目標も欲しい」という方のために、おすすめの方法があります。

続きはもう少し頭をまとめて次の記事にてお知らせしますね。

→“インスタはフォロワー数ではなく、リーチ数の累計で評価する”を読む

また、フォロワーを増やすために、こちらから積極的にフォローをかけて行く、という「フォロー返し」を狙った活動もよく行われていますが、これは企業や店舗としての姿勢によって判断は分かれます。
何件かに1件はフォロー返しをもらえる一方で、若干の“必死さ”も同時に伝わります。
見られ方を社内でよく話し合ってから実施するとよいかと思います。

おすすめは、フォローではなく、「いいね」を付けて行き、アカウントを知ってもらう活動は、積極的に行っても、どんな企業姿勢であれ、さほど問題は生じないと思います。

実際、この方法でフォロワー数を増やしている企業様もありますよ。

ちなみに、ここ最近、集客のためにインスタとLINEのどちらを優先して運営すればよいの?という相談も増えてきております。その回答記事も書いてますので、気になる方はこちらも一緒に読んでみてくださいね。

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藤井 祐介

1981年広島生まれ。自動車メーカーから2010年に独立し、スマートフォン(当時はケータイ)を主軸に置いたWEBマーケティング、WEBデザインを行い、これまで400社以上の相談に耳を傾けてきた。常に経営者によりそい、”ちょっと先のWEBマーケティング”を提案する事を考えながら、日々進化するインターネット業界の勉強を行う。
ちなみに、東京リベンジャーズは”千冬”推し。

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