集客のためにLINE公式アカウントとインスタグラムどちらを始めればよいですか?

2024.04.10 更新

3分でわかるWEBマーケティングの時間です。

今日は「LINE集客とインスタグラム どちらを始めればよいですか?」

質問に対して個人的見解を書いてみます。実は週に2回はこの質問を頂きます。
(あんまり多くないですが、大切なので書きます。)

さっそく結論

早速個人的な回答ですが、『両方同時進行』しないといけません!

えっ!!せこい回答になってる!ような気がしますが、ちゃんと理由がありますのでちゃんと3分で解説いたします。

まず二つのSNSの特徴を簡単に考えてみます。

InstagramとLINEの特徴

どちらも主流のSNSですが、実は店舗や企業で運営する場合、発信ターゲットが全く異なります。
この違いを理解せずに、なんとなく運営を頑張っている方がとても多いのが現状かもしれません。

インスタグラム

写真中心に情報発信を行い、情報を受け取ってもらう読者としてフォロワーを集めて行く。
ようは、情報を拡散してお店の事をまず知ってもらいたい!(≒新規集客したい!)というために利用するSNSです。
いわば「チラシのばらまき」のようなマーケティングです。

LINE公式アカウント

一度でも来店(ネットビジネスの場合SNSやブログで接点を持つ)した人に友達登録してもらい、集めた友達(見込み客)に連絡網のようにキャンペーンや入荷の情報発信する(≒リピーター集客)ために利用するSNSです。
いわば「お手紙」のようなマーケティングです。

さて、どうでしょう。

インスタは認知(新規客)のためLINEはリピーター(既存客)のため、と、ターゲットが全く異なるマーケティング手法なのに気づいて頂けましたでしょうか?

よって、どちらが優先?と聞かれても比較はできず、「両方やるぜ!」が正解になると思ってます。この疑問を持ってしまう時点で、自分が誰に対して情報発信しているのかが明確になっていないまま、やみくもにSNSマーケティングに飛び込もうとしているに気づいて頂きたいと思います。

どちらかしかできない。。。

ただ、「SNS更新の労力が回らず、得意なスタッフも不在で、インスタかLINEのどちらかしかできない!」

という方もいらっしゃるかと思いますし、現実、このご意見が多いのも事実です。

その場合は、以下判断基準を参考にしてください。

あなたのお店(ビジネス)がOPENから1年以上たっており、既存客がある程度いる場合

このような事業者様は、LINE集客に力を入れてください。なぜかというと、新規客の1人からの売り上げと、リピーター再来店1人からの売り上げはイコールです。(新規特別価格など設定してない場合)

そして、新規集客にかかる広告費(努力や時間も含む)は、リピーター集客にかかる広告費に対して5倍必要だと言われています。

このコロナ禍で、多額の広告費を準備して新規集客を求めるのは、よほどの体力のある企業でない限りは難しいでしょう。
逆に、既存客は、コロナ禍であってもお客様との関係が上手に築けていれば、お店に呼び込むことはカンタンです。

したがって、まずはリピーター集客向けのLINEに力を入れるべきだと思ってます。

では、次のパターン

あなたのお店が新規OPEN直後で既存客がほとんどいない場合

まあ、答えはInstagram集客しかないんですけどね。。

インスタグラムの更新を頑張りましょう。
お店が認知されていない!(知られてない!)という状態は、間違いなくオーナーの努力不足です。
今の時代、インスタグラムやfacebookをうまく活用すればある程度の認知を広めることはできると思います。

あなたのお店がターゲットにしているお客様が反応しそうな内容と写真を死ぬほど考え、何度もインスタグラムやフェイスブックに投稿して、検索してもらえるタイミングを待ちましょう。

数件で結果が出ると思ったら大間違いです。コツコツと時間と労力を使って投稿を繰り返しましょう。
ダラダラやっていると結果がわかるまでに1年以上必要な場合もあります。。

インスタで集客等の広報活動を行う際には下記記事をご参考ください。

そこで、投稿を見て初めて来店していただいた方には、確実にLINE公式アカウントの登録に誘導し、常連客として囲い込んでいく意識を持ちましょう。

という事で、既存客がほとんどいない場合はインスタグラムを頑張りましょう。

いかがだったでしょうか?二つのSNSの特徴の違い、現在の店舗様の状況の違いで使い分けるイメージを頂けたかと思います。でも、やっぱり両方頑張って使いこなしていきましょう。

ただ、正直、新規集客に最も効率が良いのは、昼飯を削る位の少額でもいいので「有料広告」の予算を作る事です。

これについてこちらの記事を参考にしてみてください。

今日の所はこの辺りで失礼します。

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藤井 祐介

1981年広島生まれ。自動車メーカーから2010年に独立し、スマートフォン(当時はケータイ)を主軸に置いたWEBマーケティング、WEBデザインを行い、これまで400社以上の相談に耳を傾けてきた。常に経営者によりそい、”ちょっと先のWEBマーケティング”を提案する事を考えながら、日々進化するインターネット業界の勉強を行う。
ちなみに、東京リベンジャーズは”千冬”推し。

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