セールスとマーケティングの違い

インスタ、LINE、GoolgeMAP、YouTube、TiKToK、ブログ集客、キーワード対策、SEO、ランディングページ、口コミ、セミナー販売、ZOOM集客、オンラインサロン、メルマガ、Twitter・・・

毎日新しい情報が飛び交う世の中になってきました。

「新しい情報が多すぎて脳みそが麻痺して何していいかわからない。」
「新し情報を入れれば入れるほど、選択肢が増えて混乱するだけ。」

こんな状況の方が多く見られます。

セールスとマーケティングの違い

基本的に、皆様の所に届けられる情報は、上記どれかの断片的なツールを取り上げて魔法のように売り上げが上がる!というお話ではないでしょうか。

これらは、マーケティングではなく全て断片的なセールスツールのお話です。

どれが良い、悪いではなく、すべてのセールスツールを分類して、優先順位をつけて、本当に自分の事業に必要なもの、目的を実現できるものを選択して、計画的に実行する。

これがマーケティングです。

セールスツールは、頼るものではなく利用するものですね。

そして、

「優れたマーケティングは、セールスを不要にする。」
と言われています。
※ピーター・ドラッカーの言葉より。

大切なのは、弱点の理解とセールスツールの特性理解

車屋さんが、ハンドルやタイヤ、カーナビだけ知識があっても、車の故障には対応できないですよね。車全体の仕組み、車がどうやって動いているのか、設計図のような物が理解できていないといけないのです。

事業や販促も同じ、インスタやSEO、Googleマイビジネス、どれかひとつや二つのセールスツールを理解していても、事業の問題点に対応できないのです。

それぞれの機能を理解して、要素が相互に機能しあい、全体としてまとまりのある仕組みにしないといけないのです。

そのために重要なのは、今、何を改善するのが一番事業にとって効果的なのか、を理解する事です。
ペルソナの再検討も必要かもしれません。

紐を引っ張ると、必ずほつれている所(弱っている所)から切れます。鎖も、必ず錆びて朽ちている所から切れます。

その弱いところを理解できているかどうかが大切です。

決して、一般的にネットや知人から流れてくる

「とあるセールスツール(インスタ等)の有効活用方法!」

と言った断片的な情報ではないのです。

デジタルマーケティングより、ルート営業の方が効果的なケースも

実際、YouTubeで新規集客するより、既存のお客様のアフターフォローのルート営業(今の時代だったらZoomでも完結します)する方がよっぽど売上アップにつながる事もあります。

なのに、YouTubeのような新しいセールスツールの情報に混乱させられて、苦手なのにYouTuberになる事に必死になり、大切なものが見えなくなってしまっていませんか?

マーケティングは、仕組みです。仕組みは、誰がやっても同じ結果が出るものでないと行けません。

もし、社長が個性的でYouTuberとして、InstagramやTikTocのインフルエンサーとして成功しても、それを従業員が同じ事を出来ないようでは、マーケティングとは言えません。

考えてみてください。

どこを改善すべきなのか?
インスタやYouTubeは、どこの数字を向上するツールなのか?

最も苦手な所・弱点を改善するためのセールスツールはどれ?

沢山のセールスツールの情報を選ぶときに、一息ついて自分の事業の状況(一番弱くて苦手なところ、点数が取れていない所)を客観的に考えてみましょう。

すでに90点取れている事を100点にするより、40点しか取れてない事を50点にする方が明らかに簡単です。40点、という事は、基本的な事が出来ていない、下手くそなだけですから。点を上げることはカンタンです。

ここを見極めた上で、「うちは新規客さえくれば必ず顧客になり商品を買ってくれる」という状況が把握できれば、初めて「Youtubeで動画配信をやろう、インスタで情報発信してみよう」という行動が、マーケティングの中の、意味のある明確な目的を持った行動(セールスツールの活用)になりますね。

以上、ちょっと脱線しましたが、なんとなく伝わっていたら幸いです。

藤井 祐介

1981年広島生まれ。自動車メーカーから2010年に独立し、スマートフォン(当時はケータイ)を主軸に置いたWEBマーケティング、WEBデザインを行い、これまで400社以上の相談に耳を傾けてきた。常に経営者によりそい、”ちょっと先のWEBマーケティング”を提案する事を考えながら、日々進化するインターネット業界の勉強を行う。
ちなみに、東京リベンジャーズは”千冬”推し。

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