皆さまこんにちは。
今日は、現在絶賛調査中のGoogleアナリティクス4（GA4）についてお話しします。
このブログは、お店や会社のホームページのアクセス解析を取るように言われ、GA4についていろんな記事（Googleからのお知らせやたくさんの方のブログ記事など）を読めば読むほど分からなくなり、困ってしまっている方にお勧めの内容です。
GA4プロパティ作成編
HPのアクセスを確認しようとGoogleアナリティクスを開くと、なんか危機感を煽るようなカウントダウンが…
2020年10月にGA4（Googleアナリティクス4プロパティ）がリリースされ、リリース直後は仕様が変わる事も多いため安定してから移行しようと思いつつ慣れ親しんだUA（ユニバーサルアナリティクス）を使い続ける事早2年と数か月。
光陰矢の如しとはまさにこのことですね。ついにUAのサポート終了が来月に迫ってきてしまいました。
2023年7月1日に計測が終了し、過去のデータも2024年7月1日に閲覧できなくなるとのことでおしりに火が付いちゃいました。
GA4のプロパティ作成時にプロパティ重複が起こってしまった
そこで、私も早速GA4のプロパティを作成してみたのです、が、プロパティが2個できてしまいました。
片方はUAと連携されていて、もう片方は連携されていないプロパティ。調べてみたところ、GA4プロパティの自動作成機能によってできたものと、手動で作成されたものの2つのようです。
この機能をOFFにしておけば、手動でのプロパティ作成時に重複させずに済むようです。（2023年3月までにOFFにしていなければ手遅れという説もあります）
この2つのプロパティですが、データの計測開始時期が異なっているためどちらかを消すというのがすぐには判断できそうにありませんので、UAとの連携や計測の詳細条件等が固まってから1つにまとめたいと思います。
では次に、データ測定についてお話していきます。
解析データ取得編
GA4について調べていてよく見るのが、
「データの計測方法が変わった」、
「別ツールと思え」、
「事前の目標設定は必須」…などなど。
言っていることは理解できるし、大事だという事もわかるのですが、いきなり新しいツールを使いこなすのは難しいですよね。まずは今まで自分たちが見ていた数値や作成していたレポートにどれだけ影響があるのかを知りたくないですか？
GA4はUAとほとんど同じデータも取れる
結論から申し上げますと、大きな変化はありません。
左がUA、右がGA4なのですが、セッションやユーザー、ページ、検索キーワード（サーチコンソールとの連携が必要）など計測できる項目はほぼ同じです。
そのため定期的に解析レポートをつくっていた方はご安心ください、管理画面に慣れさえすれば大丈夫です。
一例として、弊社で解析レポート作成する際に参考にしている数値の取り方をご紹介します。
① ページとスクリーン：ページ タイトルとスクリーン クラス
どのページがどれだけ見られているのか、内容の見直し等の参考にします。
② トラフィック獲得：セッションの参照元（ページの記載項目と表記をあわせる）
サイトを訪れた人がどこから来たのか。被リンクや広告の効果測定等に使います。
③ ユーザー属性の詳細：国
どこの人がサイトに訪れたのか。潜在ニーズを探ります。
④ クエリ： Google のオーガニック検索クエリ（サーチコンソール連携必須）
何を検索してサイトにたどり着いたのか、検索結果の掲載順位。内容の見直し等の参考にします。
⑤ ユーザーの環境の詳細：デバイス カテゴリ
デスクトップが多いと会社の業務で調べられている可能性が高い等がわかります。
データcsvダウンロード時の文字化け対策
上記解析方法で表示された各数値は、PDF or CSVでダウンロードできるのですが、CSVで落とす際に文字化けすることがあります。
※実際に私も文字化けしてしまいました。
根本から文字化けしない設定はまだ調査中ですが、ダウンロードしたデータを文字化けさせずに開く方法をお伝えします。
まずダウンロードしたレポートを、メモ帳で開きます。
次に、名前を付けて保存で、文字コードを「ANSI」に変更して保存します。
保存したデータをExcelで開けば、文字化けしていないデータが開けます。
ここで注意すべきことは、１回でもCSVファイルを文字化けの状態で開いてしまうと、なぜかこの作業をしても改善できなくなりますので、一度も開くことなく上記作業を行ってください。
以上、弊社のアクセス解析レポート作成の1例のご紹介でした。
GA4は深掘っていけばいくほどいろいろなことができそうなので、また皆さまのお役に立てそうなものを見つけたらここで共有させていただきますね。
