今回の”3分でわかるWEBマーケティング”は、ChatGPT周辺の基礎知識から使い方まで、実際に使ってみた画面も共有しながら解説いたします。
ChatGPTの事を調べていたら良く目にする用語(AI-chat、OpenAI、プロンプト)、そしてChat GPTについての理解を深め、効果的に利用するための手順を学びましょう。
ChatGPT周辺に出てくる言葉の解説
ChatGPTについて調べていると必ず出てくる(理解しないといけない)用語を簡単に解説します。すでにご存じのかたはこのパートは読み飛ばしてもらって大丈夫です。
AI-chatとは
AI-chatはユーザーが入力したメッセージや質問に対して人工知能(AI)が自動的に返信をしてくれる対話型機能のことです。
人間のような自然な対話を行うプログラムで言語の理解や生成の進歩により自然な対話が可能となりました。
OpenAIとは
OpenAIは人工知能(AI)の研究・開発を行っている2015年12月に設立されたアメリカの非営利団体の企業です。人類にとって有益なAI発展を目的としており、さまざまなAIモデルやサービスを開発・研究しています。イーロン・マスク氏が出資していることでも有名です。
プロンプトとは
AIとの対話や対話形式のシステムにおいて、ユーザーが入力する指示や質問のことをプロンプトと言います。
AIに適切な回答を求める場合は、具体的なプロンプトが必要になり、ざっくりとしたプロンプトだと誤った情報や情報量が足りない場合もあります。
指示・条件(ターゲット)・参考情報(補足)等をまとめることで適切な回答が得られます。
ChatGPTとは
ChatGPTは、OpenAI(アメリカの企業)が開発をした対話型の AIサービスの一つで、人間のような対話ができるようになりました。
2021年11月から提供をされ、回答精度の高さが話題となり利用者が年々増加しております。
ChatGPTを使うとどんなことができるのか
どんなことにChatGPTが利用できるのか簡単に使用例を上げていきます。
質問応答
何か調査している際に、ChatGPTに質問を投げかけると、自然な言葉で回答してくれます。
これはGoogle検索でも同じような調査結果は得られますが、Google検索では、対象のWEBサイトの一覧を表示してくれるのに対して、ChatGPTは対話のように回答してくれます。
アイディア出し
会社のキャッチコピーやコンセプトを作成してくれます。
そのまま使用することも可能ですが、生成されたものをアイディアの一つとして使用することで、よりよい内容にブラッシュアップできます。
プログラミングのコード生成・添削
様々なプログラミング言語に対応しており、コードの生成やエラーメッセージの解読も可能です。
プログラミング初心者は効率的に学習が進められ、コード生成時などの実務の効率化にも役立ちます。
文章生成
特定のテーマに関する文章を生成してくれます。
言語の翻訳
翻訳してほしい文章を入力するだけで、必要な言語に翻訳してくれます。
ChatGPTのプランについて
Free Plan(無料プラン)
質問に対する応答や文章の作成・要約など上記に書いたことは基本的に無料版で出来るため、初めて利用する方やキャッチコピーのような文章作成等で使う場合には無料版で十分かと思います。
Subscription Plans(有料プラン)
月額20ドルの有料プランです。有料プランでは、最新版のバージョンGPT-4が利用でき、性能も米国の司法試験に合格するほど高いと言われています。また無料版に比べて利用できる機能が拡張され、プラグインをインストールすることで、さらに利便性が向上します。
例えば、画像の入力や生成が可能になります。
質問に画像をつけることで、テキストだけよりも意図を汲み取ってくれるため、精度の高い回答が期待できます。
また、どんな画像が欲しいか指定すると、要望に応じた画像や動画を作成することも可能です。
ただ、お金を払って画像作成までは・・・という方には画像作成はデザインツールのCanvaをお勧めします。
Canvaは無料でSNS用の画像作成やチラシのデザイン、ロゴを作ったりと初心者でも簡単にデザインが出来るデザインツールです。
Canvaについて以前、ブログを書いたので、下記の記事をご覧ください。
ChatGPTの始め方
①ChatGPTのサイト(https://chat.openai.com/)でアカウントを作成する。
※すでにアカウントを持っている方はメールアドレスとパスワードを入力し、ログインしましょう。
②[Sing up]から使用するアドレスを入力し、[パスワード]を決め、入力する。
③入力したメールアドレスにOpen AIからメールが届きます。
メール本文の[Verify your email address]のボタンをタップすると、その他の情報を入力する画面が出てきますので必須項目の名前や電話番号、生年月日を入力後、サービスの利用ができます。
※ChatGPTは13歳以上しか利用ができません。
実際にChatGPTを使ってみた
実際にChat GPTを使ってみた例をご紹介します。
【簡単な会話例:ラーメン屋探し】
どうも、系列店のお勧めが多かったので、もう少し突っ込んだ質問をしてみたら、地元店舗?を教えてくれました。
【プログラミングのコード生成】
HTMLのコードの生成をお願いしてみました。 生成だけでなく、エラーメッセージの解読もしてくれるようなのでコーディングをされる方も十分に使えるツールです。
【翻訳】
日本語から英語に翻訳をしてみました。
このように様々な場面でChatGPTを利用することができます。
以上、初級編としてご説明させていただきましたが、これからの時代、 AI(人工知能)を使用することで簡単に業務効率のアップが可能になります。
と、ここでカミングアウトしますが、実はこのブログの記事の大まかな骨組みはchat GPTに手伝ってもらって書いています。通常、このボリュームの記事を書くのに3時間はかかるのですが、ChatGPTに手伝ってもらって1時間ほどで完成しました。
ただ、指示によって適切な回答でなかったり、固い文章になったりと違和感たっぷりな内容になる事もありました。指示内容がアバウトだと回答もアバウトになりますので、生成したいもののイメージが固まっている場合は、できる限り細かな指示をすることが大切です。
AIもまだまだ完璧とまではいかないので、必ず文章作成後には確認添・修正は行うようにしましょう。
個人的には、文章のアイデアだしにはかなり使えるツールだと感じました。
皆さまも、私たちと一緒にAIの世界を楽しんで、さまざまな業務効率化に挑戦してみませんか?