Webマーケティングには絶対的な“誘導の型”がある

お久しぶりになってしまいましたが、今日の3分でわかるWebマーケティングは、「誘導の型」についてです。

早く伝えたくてしょうがないのでいきなり結論ですが、“型”とは、

「多くの人が見る一般大衆媒体から、店舗のファンしか見ないプライベートな媒体へ誘導していく」

です。

大衆媒体とは、TVCM、折り込みチラシ、SNS投稿、ネット広告などの事を指し、プライベートな媒体は、店舗のVIP会員や公式LINE、ポイントカードの事を言います。

よく見かけるWebマーケティングのNG例

  • 飲食店の客席に情報誌(クーポン誌やグルメ本)を置く
  • 公式LINEでInstagramの紹介を頻繁に行う

これらがなぜNG行為かわかりますか?紐を解いてみます。
※NGというよりは、型に沿ってない、という意味です。

飲食店の客席に情報誌(クーポン誌やグルメ本)を置く

クーポン誌は、当然自店だけでなく他店の情報もふんだんに掲載されていますよね。せっかくあなたのお店に来店してくれたのに、わざわざ他店の情報見せる行為は、客の流出を促しているようなもの。
やるなら店舗の公式LINEへの登録を促すか、店舗経営者が書いた「本」や「ブログ」を紹介する、お店のコンセプトがわかるパンフレットなどを置く、などを行う方が良いでしょう。
※クーポン誌やグルメ本などは店外で見てもらい、あなたのお店を見つけてもらえるよう工夫しましょう。

公式LINEでInstagramの紹介を頻繁に行う

これもやりがちです。

公式LINE登録済みのお客様は、完全に“常連顧客”、です。中にはロイヤルカスタマー化している人も一定数いるはずです。InstagramなどのSNSは優秀なAIにより、アカウント所有者の好みの投稿が流れるようになっており、あなたのお店の情報を見た瞬間、類似の他店舗の情報も勝手に流す仕様になります。

数か月に1回、Instagramの紹介配信をするのは良いですが、毎月、または月に何度もInstagramの紹介を流してしまっては、“型”の流れと逆の行動を起こさせています。

尚、Instagramをもっと知ってほしいなら、Instagram広告を使ってアカウントや投稿の拡散を行い、全く今までアプローチできなかった層を狙ってリーチ(フォロー)獲得するのがお勧めです。数千円から配信できますので、ポケットマネーでも行える戦略です。
以上、ご理解いただけましたでしょうか。

あくまでも私の主観ではありますが、Webマーケティングに迷ったときは参考にしてみていただければと思います。

以上、ご無沙汰な登場になってしまった藤井でした。
今後とも宜しくお願い致します。

藤井 祐介

1981年広島生まれ。自動車メーカーから2010年に独立し、スマートフォン(当時はケータイ)を主軸に置いたWEBマーケティング、WEBデザインを行い、これまで500社以上の相談に耳を傾けてきた。常に経営者によりそい、”お客様より商品やサービスを理解する”こと信念に、日々進化するインターネット業界の勉強を行う。
東京リベンジャーズは”千冬”推し。最近はナルトを途中挫折してキングダムを読み始めたがまた挫折しそうなCEO。

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