AI技術の進化に伴い、サイバー攻撃はますます多様化・巧妙化しています。
ご紹介した攻撃以外にも、さまざまな手口が存在します。
そこで、御社のホームページや通販サイトを守るために、当社がご提供するセキュリティ対策をご紹介いたします。
ご提案内容
ご利用中のホームページに対して、国外からの不審なアクセスを制限し、第三者による不正ログインを防止するなど、セキュリティを強化するための対策をご提案いたします。
これにより、サイバー攻撃のリスクを軽減し、安心してウェブサイトを運用いただけます。
まず行って頂きたい事
〇 お使いのPC端末のOSの最新化(Windowsのアップデート等)
〇 端末へのウィルスソフトの導入
〇 メールやSNSの添付ファイルを安易に開いたり、本文中のURLをクリックをしない
〇 不要な海外サイトへのアクセスの制限
※場合によっては事務所内のセキュリティ対策のためのUTMの導入やサイバー保険などもご検討ください。
サーバー側の対策
①不正アクセス検知
WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)といい、有害な可能性のあるアクセスを検知する機能です。
設定により不正アクセスを検知することができるようになります。
XSS対策 |
スクリプトタグが埋め込まれたアクセスを検知 |
SQL対策 |
SQL構文に該当する文字列が挿入されたアクセスを検知 |
ファイル対策 |
サーバーに関連する設定ファイルが含まれたアクセスを検知 |
メール対策 |
メールヘッダーに関係する文字列を含んだアクセスを検知 |
コマンド対策 |
コマンドに関連する文字列が含まれたアクセスを検知 |
PHP対策 |
ファイル操作に関連する関数のほか脆弱性元になる可能性の高い関数の含まれたアクセスを検知 |
②ファイル読み込み制限
データベース(php.ini)の個別設定を行うことで、不要な外部ファイルの読みこみや実行を制限します。
③サイト内データ暗号化
SSL通信といい、インターネット上でのブラウザとサーバ間でデータを暗号化して送受信する仕組み。
第三者に情報を盗聴されたとしても、内容を解読することが出来なくなり、個人情報の流出や改ざんなどの深刻な事態を回避できます。
SSL通信により、個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータを安全にやり取りすることができます。
SSL化サイトのURLは「http」から「https」に移行します。
安全であるという意味のsecure(セキュア)の頭文字です。
④国外アクセス制限
国外IPアドレスからのアクセスを制限することで、不正なログインやDDoS攻撃の踏み台となることを防ぎ、
WordPressサイトのセキュリティを向上させることができます。
ダッシュボード アクセス制限 |
ダッシュボードに対する国外IPアドレスからの接続を制限 |
XML-RPC API アクセス制限 |
スマートフォンアプリや外部システムから、リモートで記事の投稿や画像のアップロードを行う際に国外IPアドレスからの接続を制限 |
REST API アクセス制限 |
「REST API」に対する国外IPアドレスからの接続を制限 |
wlwmanifest.xml アクセス制限 |
Windows Live Writerを利用して記事を作成・投稿する際の国外IPアドレスからの接続を制限 |
⑤ログイン試行回数制限
短時間に連続してログイン処理(失敗)が行われた場合にアクセスを制限する機能です。
パスワード総当り(ブルートフォースアタック)による不正アクセスを防止することが出来ます。
アクセス制限は、制限されてから24時間後に解除されます。
⑥コメント制限
・大量コメント・トラックバック制限
コメント・トラックバックスパムが行われた場合に、一時的にコメント・トラックバックを制限します。
制限は、6時間が経過した後、自動的に解除されます。
・国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限
国外IPアドレスからのコメント投稿、またはトラックバックを制限します。
サイト運営側の対策
①サイト内データ暗号化
SSL通信といい、インターネット上でのブラウザとサーバ間でデータを暗号化して送受信する仕組み。第三者に情報を盗聴されたとしても、内容を解読することが出来なくなり、個人情報の流出や改ざんなどの深刻な事態を回避できます。
②ログイン試行回数制限
短時間に連続してログイン処理(失敗)が行われた場合にアクセスを制限する機能です。
③ログインページURL変更
WordPressの管理画面への入り口となるログインページのURLを変更し、ページにたどり着きにくくします。
④ログイン履歴の記録
ログインの履歴が閲覧でき、怪しい履歴がないか確認できます。
⑤ログインページの文字認証
WordPressへのログイン時に、ひらがな等の認証を追加することで、ロボットによる機械的なログイン試行を制限します。
⑥ログインアラートの送信
ログインすると管理者にメール通知が届きます。意図してないタイミングでの不正ログインを把握することができます。
サーバー側とサイト側、両方から対策をする事により、サイトを守れる確率が上がります。